こんにちわ、イルチブレイン垂水スタジオです。
今年もこの季節になりました。
春を呼ぶ魚、いかなごです。
3月になると魚屋さんの前には、いかなごを求めるお客さんが、ずらっと列をつくって並びます。いかなごがまだ到着していないのに。
いかなごが到着すると買って帰りすぐにいかなごを煮ます。いかなごは鮮度が大事だからです。
すごい人になるとシーズン中に20キロ、30キロと煮ます。
そのほとんどが、親戚や友人に送ってあげるためで、待ってくれているから、毎年のことだからと、皆さん同じようにおっしゃいます。
他人に送ってあげるために、長い列を作って買い求め、いかなごを煮ている姿は素敵ですね。
この地域では、昔から受け継がれているようです。
母から子へ。また、その子が母になり、その子へ。
その気持ちまで受け継がれていることが素晴らしいです。
この地域のとても良いところです。
今日も魚屋さんの前には、朝から行列でした。(笑)
この風景に何となく顔がほころんでしまいます。
そしてお昼頃には、何処からともなくいかなごを煮ている匂いがしてきます。
何とも言えない幸せな匂いです。
あなたも、今年のいかなごを召し上がりましたか?