こんにちは、イルチブレインヨガ垂水スタジオです。
今日は免疫器官でである腸管のお話です。
「腸管」とは、大腸や小腸などの消化器官のこと。
口から摂取した食べ物の消化、吸収ですが、実は腸管には
ほかにも非常に重要な役割があるのです。
私たちの口は、外界から腸管へとつながる入口です。
口からは、生きるために必要な栄養源である
食べ物が入ってくることもあれば
細菌やウイルスなどの有害な物質入ってくることもあります。
腸管は、常にそんな玉石混交の異物の波にさらされているわけです。
もし腸管が、入ってきたものすべてそのまま通過させ吸収してしまうとしたら、
食べ物の栄養だけでなく有害な物質まで血流に乗って全身に行き渡ってしまい
大変なことになるでしょう。
私たちがそんな危険に脅かされずに過ごせているのは、
消化菅の構造、殺菌作用を持つ胃酸などの消化液や分泌物の殺菌作用、
そして腸管に備わっている免疫機能、”腸管免疫”のおかげです。
腸管の内側を覆う粘膜には、免疫の働きを担う細胞たちや、
異物を排除してくれる抗体が大量に存在し、
よいものと悪いものを識別して、
身体の中に有害な物質が入るのを水際で阻止してくれています。
腸管に存在する免疫細胞や抗体の量は、全体の6割以上。
腸管は、体内で最大の免疫器官として重要な役割を担っているのです。
腸と脳を活性化する
ぜひ、イルチブレインのヨガ体験してみてください。